Departments
Rollins School of Public Health (RSPH) は7つのDepartmentsで構成されており、概要を紹介します。以下の情報は各学科を代表するものではありません。ご興味のある方は、ぜひ別途問い合わせ先にお問い合わせください。
1. Global Health
2. Behavioral, Social, and Health Education Science
3. Epidemiology
4. Health Policy Management
5. Biostatistics & Bioinformatics
6. Environmental Health
7. Executive MPH
1. Global Health
2. Behavioral, Social, and Health Education Science
3. Epidemiology
4. Health Policy Management
5. Biostatistics & Bioinformatics
6. Environmental Health
7. Executive MPH
1. Global Health
概要
“Global Health is multidiscipline.” としばしば言われますが、GH専攻は疫学や生物統計学などの特定の学問を修めることが目的ではなく、既存のさまざまな学問領域から知見を拝借し、社会課題の解決に取り組むことを目的としています。なので教員の専門分野はバラバラですし、生徒の関心領域を様々です。GH専攻の最大の特徴はカリキュラムの高い自由度であり、必修の授業はいくつかありますが、それ以外の大部分の授業選択は生徒に委ねられています。
GHは、4つの集中分野(concentration)に別れて、それを軸に授業を組み立てます。専攻と違って入学前に決める必要はありませんが、筆者は出願時のPersonal Statementで希望する分野について言及した方がよいと考えます。入学後の最初の学期中に一度希望する領域を決定しますが、様々な講義や経験を積む中で関心のある分野が変わることもあるかと思います。その際も状況に応じて柔軟に対応することは可能です。
2. Behavioral, Social, and Health Education Sciences (BSHES)
概要
BSHESは、様々な健康問題に対して行動学や教育学の観点からアプローチし、人の意識や行動を変えていくことで社会全体の健康促進を図ろう、という分野です。ほぼ全ての授業はグループワークやディスカッションを中心に構成され、リーディング、ライティング、プレゼンテーションの課題が他の学科よりも多いです。逆に言えばペーパー試験は少ないです。留学生としては特に最初は苦労するポイントですが、異なるバックグランドのクラスメートから様々な視点を学ぶ機会が多いのが特徴です。Race、LGBTQ+、Violence、Mental Health、Chronic Disease、母子保健など、対象とする分野は他の学科同様、幅広いです。2021年度入学(Class of 2023)は120人弱、留学生は数名、女性が9割程度です。Double degreeプログラムは、MD(医学生)・PhD(他学部博士課程)・MMSc-PA(医師助手)・NP(上級看護師)などが数名ずついます。卒業にはApplied Practical Experience (APE) という実習と、Thesisもしくはcapstoneという修士論文もしくは共同でのグループ研究が必要です。
3. Epidemiology
概要
2年間の疫学コースとなっており、Global EpidemiologyとEpidemiologyの2つのプログラムに分かれています。基礎的な疫学的デザイン、生物統計学や、SAS、Rを使ったプログラムの授業からスタートします。卒業には、Applied Practical Experience (APE) という実習と、Thesis/capstoneという修士論文/共同でのグループ研究が必要となっています。
4. Health Policy Management (HPM)
概要
HPMでは、アメリカにおける公衆衛生分野の政策や組織マネジメントについて学びます。内容としては政策や組織マネジメントに加え、それに必要な人事、法律、医療経済、マーケティング、会計、ファイナンスなど、将来、政策や組織マネジメントに携わるための要素を取り扱います。
全体では約100名強在籍し、2021年入学では留学生は約2割、女性比率が8割です。最初の秋学期は全員がほぼ同じ授業を履修しますが、年目の春学期以降からはPolicy trackとManagement trackに約半分ずつに分かれます(10月半ば頃に選択)。なお、HPMでは卒業要件にThesisは無く、Capstoneという授業を取ることになります。
5. Biostatistics & Bioinformatics
概要
カリキュラムは研究方法論、統計学的手法、確率論などから構成されています。当学科の特徴は多岐に渡り、感染症疫学、CDCとのコラボレーション、疫学研究、遺伝子研究、画像解析、臨床研究のデザイン、分析など様々な経験を積むことができます。
6. Environmental Health (EH)
概要
身体に影響を与えうる化学的、身体的、微生物学的な要因について、分子疫学や、ローカル、グローバルレベルの視点から学びます。EHは、Environmental Health、Global Environmental Health、Environmental Health & Epidemiologyなど様々なコースで構成されています。
7. Executive MPH (EMPH)
概要
3年以上の勤務経験のある方を対象とした就労しながら受講、MPHを修了できるコースです。オンラインクラスとオンキャンパスクラスで構成され、Hybrit形式で授業が展開されます。オンキャンパスで開催される授業は週末で行われるため、働きながらMPHを修了するために適しています。EMPHは、Applied Epidemiologyと、Prevention Scienceコースの2つの専門コースを選ぶことになっています。
概要
“Global Health is multidiscipline.” としばしば言われますが、GH専攻は疫学や生物統計学などの特定の学問を修めることが目的ではなく、既存のさまざまな学問領域から知見を拝借し、社会課題の解決に取り組むことを目的としています。なので教員の専門分野はバラバラですし、生徒の関心領域を様々です。GH専攻の最大の特徴はカリキュラムの高い自由度であり、必修の授業はいくつかありますが、それ以外の大部分の授業選択は生徒に委ねられています。
GHは、4つの集中分野(concentration)に別れて、それを軸に授業を組み立てます。専攻と違って入学前に決める必要はありませんが、筆者は出願時のPersonal Statementで希望する分野について言及した方がよいと考えます。入学後の最初の学期中に一度希望する領域を決定しますが、様々な講義や経験を積む中で関心のある分野が変わることもあるかと思います。その際も状況に応じて柔軟に対応することは可能です。
- 感染症(Infectious Disease):三大感染症や顧みられない熱帯病(NTD)に興味がある学生が対象。
- コミュニティヘルス(Community Health and Development):特定の分野というよりも広く学ぶイメージが強いです。垂直型よりも水平型アプローチに関心のある学生が対象。
- 栄養(Public Nutrition):非感染性疾患(NCD)に興味のある学生が対象。
- リプロダクティブヘルス(Sexual and Reproductive Health and Population Studies):母子保健や女性の健康に関心のある学生が対象。選択科目はリプロダクティブヘルスに関する内容のものが多いです。
2. Behavioral, Social, and Health Education Sciences (BSHES)
概要
BSHESは、様々な健康問題に対して行動学や教育学の観点からアプローチし、人の意識や行動を変えていくことで社会全体の健康促進を図ろう、という分野です。ほぼ全ての授業はグループワークやディスカッションを中心に構成され、リーディング、ライティング、プレゼンテーションの課題が他の学科よりも多いです。逆に言えばペーパー試験は少ないです。留学生としては特に最初は苦労するポイントですが、異なるバックグランドのクラスメートから様々な視点を学ぶ機会が多いのが特徴です。Race、LGBTQ+、Violence、Mental Health、Chronic Disease、母子保健など、対象とする分野は他の学科同様、幅広いです。2021年度入学(Class of 2023)は120人弱、留学生は数名、女性が9割程度です。Double degreeプログラムは、MD(医学生)・PhD(他学部博士課程)・MMSc-PA(医師助手)・NP(上級看護師)などが数名ずついます。卒業にはApplied Practical Experience (APE) という実習と、Thesisもしくはcapstoneという修士論文もしくは共同でのグループ研究が必要です。
3. Epidemiology
概要
2年間の疫学コースとなっており、Global EpidemiologyとEpidemiologyの2つのプログラムに分かれています。基礎的な疫学的デザイン、生物統計学や、SAS、Rを使ったプログラムの授業からスタートします。卒業には、Applied Practical Experience (APE) という実習と、Thesis/capstoneという修士論文/共同でのグループ研究が必要となっています。
4. Health Policy Management (HPM)
概要
HPMでは、アメリカにおける公衆衛生分野の政策や組織マネジメントについて学びます。内容としては政策や組織マネジメントに加え、それに必要な人事、法律、医療経済、マーケティング、会計、ファイナンスなど、将来、政策や組織マネジメントに携わるための要素を取り扱います。
全体では約100名強在籍し、2021年入学では留学生は約2割、女性比率が8割です。最初の秋学期は全員がほぼ同じ授業を履修しますが、年目の春学期以降からはPolicy trackとManagement trackに約半分ずつに分かれます(10月半ば頃に選択)。なお、HPMでは卒業要件にThesisは無く、Capstoneという授業を取ることになります。
5. Biostatistics & Bioinformatics
概要
カリキュラムは研究方法論、統計学的手法、確率論などから構成されています。当学科の特徴は多岐に渡り、感染症疫学、CDCとのコラボレーション、疫学研究、遺伝子研究、画像解析、臨床研究のデザイン、分析など様々な経験を積むことができます。
6. Environmental Health (EH)
概要
身体に影響を与えうる化学的、身体的、微生物学的な要因について、分子疫学や、ローカル、グローバルレベルの視点から学びます。EHは、Environmental Health、Global Environmental Health、Environmental Health & Epidemiologyなど様々なコースで構成されています。
7. Executive MPH (EMPH)
概要
3年以上の勤務経験のある方を対象とした就労しながら受講、MPHを修了できるコースです。オンラインクラスとオンキャンパスクラスで構成され、Hybrit形式で授業が展開されます。オンキャンパスで開催される授業は週末で行われるため、働きながらMPHを修了するために適しています。EMPHは、Applied Epidemiologyと、Prevention Scienceコースの2つの専門コースを選ぶことになっています。